iPhoneの被写界深度エフェクト機能について

2023-11-04

“iOS16ではロック画面に表示される情報の配置、内容、表示される文字色、フォントなどのデザインを自由にカスタマイズできるのが魅力です。さらに「被写界深度エフェクト」という機能があります。今回は被写界深度エフェクト機能についてまとめてみましょう。
【被写界深度エフェクト機能とは?】
被写界深度エフェクトとは、ロック画面上に配置する写真とデジタル時計の文字を重ねたデザインにすることができる機能です。被写界深度エフェクトでは壁紙に設定した写真の被写体を切り抜くことで、今までは時刻表示が上に重なり見えにくくなっていた被写体を全面に表示できます。つまり被写体を時刻表示よりも前に配置できるようになったため、お気に入りの写真を設定していても時計と被写体が重ならず、おしゃれにロック画面をカスタマイズできるのです。
【被写界深度エフェクトのやり方とは?】
iOS16にアップデート済みiPhoneで、ロック画面で立体的な画面を作れる被写界深度エフェクトの方法は以下の通りです。
1、右下にある[+]ボタンをタップする
2、左上の[写真]をタップして、重ねたい写真をタップして選択する
3、画像をピンチイン・ピンチアウトして、時計付近に画像の境界を重ねる
4、自動的に数字の手前に被写体が重なる
5、右上の[追加or完了]をタップする
6、[壁紙を両方に設定]か[ホーム画面をカスタマイズ]で設定する
7、作成したロック画面をタップすると設定完了となる
【ロック画面でうまく写真と時計が立体的に重ならない原因・対処方法とは?】
iOS16のiPhoneロック画面をカスタマイズしている際に、写真の被写体の輪郭を時計に近づけても重ならない場合には、被写界深度エフェクトの設定を確認してみましょう。被写界深度エフェクトを[ON]にすることで解決するかもしれません。
設定方法は以下の通りです。
1、写真の被写体を時計の数字に重ねてから右下の[…]ボタンをタップする
2、被写界深度エフェクトをタップして[ON]にする
背景と被写体の境界が曖昧な場合、背景と被写体の境界が時計の位置と会わない場合、もしくは被写体が大きすぎるor小さすぎるなどの場合は、被写界深度エフェクトがグレーになってしまいONにできない場合があるので注意しましょう。被写界深度エフェクトがONになれば、時計の数字の手前に被写体が立体的に重なるようになります。