ゲーミングスマホを助ける3つのシステム

2022-08-18

“ゲーミングスマホは、なにをもってゲーミングスマホというのか・・・というと、それは、「リフレッシュレート、冷却システム、バッテリー容量」の3つのシステムが安定しているかどうかによります。
ちなみに、ハイスペックスマートフォンと呼ばれているものは、厳密にはゲーミングスマホではないので注意してください。ハイスペックスマートフォンと呼ばれているものは、基本的に「CPUが最新で、グラフィック(ディスプレイなど)に力を入れている、カメラ性能がよい」などの特徴を持つスマートフォンでしかありません。
「ゲームを楽しむために開発されているスマートフォンがゲーミングスマホ」なので、こちらを勘違いしないほうが賢明です。というのも、ハイスペックスマートフォンと呼ばれているものは10万円以上もするモデルが多く、必ずしもゲームプレイに対応しているモデルばかりではないからです。
話をゲーミングスマホのシステムにもどしますが、リフレッシュレートが低いスマートフォンの場合は、「動作のなめらかさ」がかなりちがってくるので注意してください。たとえば、FPSのようなゲームをプレイされる場合は、動作がなめらかではない・・・ということは、自分の操作と実際のキャラクターの動きが一致しないことを意味します。
リフレッシュレートは、大きく分けて「90、120、144」に分かれていて、ゲーマーから支持されているゲーミングスマホの場合は120Hz以上のリフレッシュレートで動作しているのです。
次に、ゲーミングスマホの冷却システムもチェックしていきましょう。
そもそも「どうして冷却システムが必要なのか」というと、それは、「少しでも熱を持つとCPUの効率が下がる」からです。人間にも同じことは言えますが、休憩を取らない人間と動き続けている人間では、体力の持ちがかなりちがってくるでしょう。このような問題をパソコンやスマートフォンで解決する場合、「ファンなどによる排熱」などが必須となるため、ゲーミングスマホは新しい冷却システムを採用しているのです。
冷却システムの補足となりますが、「数時間ほど続けてゲームをしない」人の場合は、ゲーミングスマホ選びで冷却システムをチェックしなくても問題ありません。というのも、今どきのゲーミングスマホはCPUの処理性能が格段に向上しているため、ちょっとやそっとでは排熱が追いつかないスペックではありません。
そのため、冷却システム以上にチェックしたほうが良いシステムは「バッテリー容量」です。
なぜこちらもシステムの1つとして扱われているのか・・・というと、バッテリー容量が長持ちするかどうかは使用電力量を調整するアプリなどシステムによるからです。当然ですが、ゲームで使用される電力以上のバッテリー容量であれば、こちらもチェックしないで問題ありません。
ですが、現行のゲーミングスマホによく見られる5,000mAhほどの大容量バッテリー搭載モデルでも、バッテリー容量のトラブルは起きているので、システム管理もすぐれているのかチェックしてから、ゲーミングスマホを購入したほうが賢明でしょう。
そのほかでは、ゲーミングスマホによく見られる「急速充電対応」のモデルかチェックしたほうが良いです。というのも、急速充電対応モデル以外では1時間以上もかけて充電する羽目になるからです。”