撮影シーンによって最適なF値は異なる!撮影シーン別おすすめのF値設定とは?

2025-10-15

スマホカメラのF値は「絞り値」とも呼ばれており、レンズの開口部の大きさを示す値です。F値には光の量を調節する役割があり、F値が小さければ小さいほど多くの光を取り込むことができ、F値が大きければ大きいほど取り込む光の量は少なくなります。今回はそれぞれの撮影シーンにおけるF値の考え方についてまとめてみましょう。それぞれ撮影シーンによってF値はどのように調整するのがよいのでしょうか?まとめてみます。
【撮影シーン別の最適なF値とは?】
撮影シーン別のF値の考え方についてまとめてみます。撮影シーンごとのF値の設定を知っておけば、撮影シーンによって使い分けができ、より綺麗な写真を撮影できるでしょう。
<ポートレート撮影時のF値>
ポートレート撮影では、被写体を強調して背景をぼかすことで、視覚的に注目を集める写真を撮影します。ポートレート撮影では手前にピントが合うように撮影をするので、被写界深度が浅くなるF1.8~F4の小さいF値に設定しましょう。
背景のボケ具合を大きくしたい場合にはF値を小さくします。逆に背景をある程度分かるように撮影したい時には、F値を少し大きくしてみましょう。背景をどれくらいぼかすかによって適宜調整すると綺麗な写真に仕上がりますよ。
<風景を撮影する時のF値>
風景を撮影する時には、通常であれば前景から背景まですべてを鮮明に写します。そのためF8~F11などF値を大きくして被写界深度を深くして撮影するのが一般的です。ただしF値を大きくしすぎると通過した光がセンサーに当たるまでに回折による影響が出やすくなります。とくに細かいところの鮮明さが失われてしまうので注意しましょう。
F値は基本的に大きめに設定した方がよりシャープな画像になります。適度なところにとどめられるように撮影を繰り返して調整するのがおすすめです。
<スポーツ撮影の時のF値>
子どもの運動会や競技大会、野球やサッカー観戦などスポーツの撮影をするときには、動く被写体を撮影することになります。動きの速い被写体を撮影する際には、シャッタースピードを速くする必要があります。
速いシャッタースピードの中で光量を確保するためには、F値を小さくして絞りを開くようにしましょう。また被写体が速く動く場合には、被写体全体を正確にフォーカスしなければならないため小さいF値がおすすめです。
ただしF値を小さくしすぎてしまうと、ボケ感が強くなりすぎる、ピントが合わせづらくなることがあるので、適切な調整が必要です。スポーツシーンの撮影においてはF4、F5、F6程度が目安となるので覚えておきましょう。
<夜景・天体撮影時のF値>
真っ暗な場所を撮影する天体撮影ではF2.8以下の小さいF値にすることで、多くの光を取り込むことができるので、星空を綺麗に撮影できます。夜景は天体撮影に比べると明るいですが、F8やF11などF値を大きくしすぎると光源から放射状に延びる光芒が美しく表現されるのでおすすめです。
ただしF値を大きくするとレンズの開口部が狭くなって必要な光が得られなくなるためISO感度を上げるか、シャッタースピードを遅くするなどの調整をするとよいでしょう。
参照